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サービスとおもてなしの違いと重要性

はじめに

最近お仕事で地方に行く機会が増えました。
サラリーマン時代に考えられなかったことです。
独立して大変なこともありますが、地方に色々行く機会があるのも楽しみの一つですね。

そこで色々なホテルや旅館に行くことがあるのですが、
サービスの良し悪しを色々を見るようになったので
「サービス」と「おもてなし」についてまとめたいと思います。

お店で服などを買い物した後に、
店員さんが店の外まで荷物を持ってお見送りしてくれることがありませんか?

わたしはあのサービスが苦手です。。
みなさんはどうですか?
結構あのサービスを嫌がる人がいます。

こういった身近な例にもあるように、
サービスとは、相手に嫌な気持ちにさせた時点で
サービスではなくなると思います。
では、「サービス」とは何なのでしょうか?
またサービスと似た概念である「おもてなし」との違いは何でしょうか?

実は「おもてなし」の語源は「表なし」という意味です。

「表なし」とは・・・
相手に気づかれずに、さりげなく相手のためを思ってやる、
そして相手もある意味でそのことに気づかない心遣いのこと。

有名な例ですが、銀座の有名寿司屋の大将は、
お客さんがどっちに腕に時計をしているかを見極め、
その人が右利きなのか、それとも左利きなのかを判断し、
お寿司を出す位置を利き手で取りやすいようにしてあげるそうです。
相手は気づかないが、何となく食べやすいと思う。
まさにこれが「表なし」です。

お客様にこれらの気遣いを気づかれた場合、
「サービス」になってしまいます。
ここの旅館やホテルのサービスよかったなぁ~と思ったときに
思い返してみるとこの小さな心遣いが積み重なっています。
「サービス」ではなく、「おもてなし」これが重要ですね。
日本は昔から「表なし」を大事にしてきた文化があるからこそ、
世界にも誇れるマナーのよさ、サービスが取り上げられます。

そんな素晴らしい「おもてなし」をお客様に提供できるよう、
わたしも行動していこうと思います。
表なし

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