11.292012
7インチタブレット戦争
「iPad mini」が出るな~と思っていたらこのタイミングで奇襲のように
アマゾンが「Kindle Fire HD」を発表しました。
「Nexus 7」も含めて7インチタブレットの比較表を作成しました。
日本でも開店したKindleストアの電子書籍はアマゾンらしく、
Kindleデバイス限定ではなくほかiPadやAndroid タブレットでも
アクセス可能です。
アプリについてはAmazon Androidアプリストアは
Google Play には数で及びません。
特に国内開発者のアプリは今後の拡充にかかっています。
アップルがタブレット向けの充実を強くアピールする
iOS アプリはiPadでしか使えません。
比較表
Kindle Fire HD | iPad mini | Nexus 7 | |
OS | Android 4.0ベース | iOS 6.0 | Android 4.1 |
ディスプレイ | 7インチ 16:10 |
7.9インチ 4:3 |
7インチ 16:10 |
解像度 | 1280 x 800 (216 ppi) |
1024 x 768 (163 ppi) |
1280 x 800 (216 ppi) |
プロセッサ | TI OMAP 4460 (Cortex-A9, 2コア1.5GHz) |
アップルA5 (Cortex-A9, 2コア) |
NVIDIA Tegra 3 (Cortex-A9, 4コア 1.2GHz) |
メモリ(RAM) | 1GB | 512MB | 1GB |
ストレージ | 16GB / 32GB | 16GB / 32GB /64GB | 8GB / 16GB |
ポート | microUSB, microHDMI, 3.5mmヘッドホン/ヘッドセット |
Lightningコネクタ 3.5mm ヘッドホン/ヘッドセット |
micro USB, 3.5mmヘッドホン/ヘッドセット |
カメラ | 前面カメラ HDカメラ 背面カメラ なし |
前面カメラ 1.2MP(720p動画) 背面カメラ 5MP(1080p動画) |
前面カメラ 1.2MP 背面カメラ なし |
スピーカー | ステレオ(デュアルドライバ x2), ドルビーオーディオ |
ステレオ | ステレオ |
セルラー通信 | なし | あり | なし |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n | 802.11a/b/g/n | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | あり | あり(4.0) | あり(3.0) |
GPS | なし | あり/なし | あり |
NFC | なし | なし | あり |
バッテリー | 11時間 | 10時間 | 8時間 |
サイズ | 厚さ 10.3mm 幅 137mm 高さ 193mm |
厚さ 7.2mm 幅 134.7mm 高さ 200mm |
厚さ 10.45mm 幅 120mm 高さ 198.5mm |
重さ | 395g | 308g (WiFi) 312g (LTE) |
340g |
価格 | 1万5800円 (16GB) 1万9800円 (32GB) |
2万8800円 (16GB WiFi) 3万9800円 (16GB LTE) 4万4800円 (64GB WiFi) 5万5800円(64GB LTE) |
1万9800円 (16GB WiFi) |
発売日 | 2012年12月19日 | 2012年11月2日 | 2012年9月25日 |
◆個人的な講評
価格は「Kindle Fire HD」の圧勝ですね。
無線LAN接続は「Kindle Fire HD」の勝利だと思います。
重量は、「Nexus 7」の方が55グラムも軽量で勝利。
その他にもGPSとクアッドコア搭載で「Nexus 7」も負けていません。
「Kindle Fire HD」はスピーカーに力を入れています。
ということでスピーカーの再生に関しては「Kindle Fire HD」の勝ち。
液晶に関しては解像度もIPSという点でも同レベル。
<サービスで考える>
「Amazonのコンテンツについては、
無料のクラウドストレージあり」と記載があります。
これは「Kindle Fire HD」の購入者に対するサービスであれば嬉しいですね
<価格と発売時期で考える>
いずれにしても「価格は正義」ということを体現した「Nexus 7」に対して
15,800円という低価格で挑むAmazon。
しかし、12/19販売開始というのは遅すぎる気がします。
販売が遅いほど価値は下がると思います。
さてさてどうなるものか見ものです。
私は様子を見てKindleを購入する予定です。