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バネ製造業の工場見学(競争しない競争戦略を学ぶ)

先日、バネ業界ではすごく有名な「東海バネ工業株式会社」の工場見学に
大阪府職業能力開発協会からの特別招待で参加してきました。

以前からお話は聞いていましたが、
「競争しない」競争戦略について代表取締役社長の渡辺 良機さまから講和がありました。

以下に簡単に内容をまとめてみました。
本当に為になる内容なので是非一読頂ければと思います。

まず、東海バネは他社と競争しない競争戦略を標榜されています。
その結果、あのマーケティングで有名なマイケル・E・ポーターから
「ポーター賞」を受賞されていたり、「IT経営力大賞」など、
数多く受賞されています。

特徴としては、
この業界では珍しく1個や2個といったロットでも受注されます。
多品種微量生産と東海バネでは呼ばれていました。
平均ロットは5個で受注件数は2000件以上。
また、納期の順守率は99.999%でクレーム率も0.1%とものすごい数字です。

これらを下支えしているのが、従業員とITシステムの有効活用です。
 ■従業員
  やり甲斐を提供する仕組み作りにより、
  OJTやナレッジ共有の仕組みがしっかりと行われる文化が形成されており、
  従業員満足度が高く、結果的に顧客満足度向上に貢献しています。

 ■ITシステム
  ITシステムも独自の社内システムが構築されており、
  常に改善を繰り返し、情報共有やDB化に成功されています。
  50歳を超える従業員の方がパソコンをバリバリ活用している
  姿を見て驚きました。

これらは他社に模倣されない、まさにコアコンピタンスとなっています。
それだけでなく、ポーターも色々な文献に記しているように
「何をやって、何をやらないのか?」としっかり明確にされています。

実際にバネが製造される製造工程も見せて頂き、
始めて目の前で「焼き入れ」、「焼き戻し」を見て感激しました。

色々勉強になって有意義は工場見学になりました。
やっぱり現場で色々見て経験することが重要ですね。

  この記事を書いた人

中野 雅公
中野 雅公中野IT活用診断士事務所 代表
京都で生まれ京都で育つ。
自営業をしていた両親のお店が廃業したことをきっかけに経営を学び、中小企業診断士の資格を取得後、独立。
売れ続けるネットショップ構築、SNSを活用した集客など売上アップを実現する攻めのIT活用とコスト削減、業務の効率化を実現する守りのIT活用で企業様への負担をかけることなく、業績アップを実現する専門家。
大阪産業創造館をはじめ、数多くの公的機関の専門家として活動中。
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